掲示板で辿る廃止への軌跡4

 

  ※ この記録に関しては、書き込みをされた皆様のご理解に深く感謝します。編集にあたって、文章の選定・一部削除・誤字の修正・改行や句読点の編集・写真のサイズ変更など、僭越ながら当方で手を加えた部分があります。(もし不適切な部分があれば、どうぞご連絡ください。) また、記載されていた新聞等のURLで、既に記事が存在しないものは削除しています。

 ラスト1ヶ月

  最後の月を迎えた三木鉄道。ヘッドマークの掲出など、お別れに向け目に見えた動きが始まる一方、4月以降の代替バスについても具体的な姿が見えてきました。


2008.3.1 Yaka

  今日仕事帰りに通りかかると、各駅に地元小学生が描いたのぼりが立っていましたね。そして列車にはヘッドマークが。
  3月は週末が5回あるので、それぞれ賑わいそうです。

2008.3.1 ヒロシ。さん

  三木市の広報に代替バスの時刻表が出ていました。
  ほとんどの便が恵比須駅〜厄神駅間の運行になるんですが、朝 三木駅止まりの便もあります。
  本数と運賃は三木鉄道を踏襲しますが、道路を走り停留所が増えるということで所要時間が若干増えます。
  あとICカードnicopaが使用できるそうです。

2008.3.1 Yaka

  バス化によって不便になる部分もあり、これまでの利用実態からして、正直、1時間間隔という頻度を維持できるかは疑問なのですが、市役所方面や神鉄と直結できるメリットはありますし、最長駅間だった石野〜西這田間に3つのバス停が新設されるなど、乗車チャンスは増えるわけですから、利用が促進されることを願いたいですね。
  三木鉄道のヘッドマークは、昨日から掲示が始まったのだそうです。

2008.3.2 ヒロシ。さん

  4月から代替バスが走ることになりますが、こんな発見をしてしまいました。

  例えば 石野駅から三ノ宮駅まで行く場合、
  3月まで 石野駅→厄神駅(三木鉄道)で210円、厄神駅→三ノ宮駅(JR、加古川乗り換え)で820円。合計1030円かかっていましたが、
  4月から 代替バスを使うと石野→恵比須駅(代替バス)で300円、恵比須駅→三ノ宮駅(神姫バス恵比須快速線)で670円
  ということで970円で三ノ宮まで行けることになります。 (つまり60円のお得!)

  あと、ICカード乗車券NicoPaを使うと1時間以内なら自動的に次の運賃から80円割引となるので 890円となります。(140円のお徳!)
  おまけに恵比須快速線は恵比須駅が始発ですし、必ず座れます。これが家族4人で往復するとなると かなりお得です。ただ時間は厄神駅を経由するより30分くらいかかります。
  代替バスも使い方によれば便利になるようです。

2008.3.3 Yaka

  確かに、所要時間は余分にかかりますが、乗り換えが1回で済むというのもメリットですね。
  試しに、神姫バスのダイヤを見てみましたが、厄神→恵比須便の恵比須着は日中はだいたい毎時34分ごろ、そして三ノ宮行きの恵比須発は、40分という絶好の時間帯もありますが、00分、30分という使いにくい時間帯もあります。
  せっかく同じ神姫バスが運営するわけですから、このあたりの接続の改善も図ってほしいものですね。

  NicoPaでは乗り継ぎ割引があるのですね。バスの場合、鉄道と違って、同社内でも乗り継げば都度運賃が発生する割高感がありますが、これはICカードならではのメリットといえます。
  みっきぃバスに対する乗り継ぎでも割引が適用されるのかどうか分かりませんが、そうだとすれば、一層使い勝手が良くなると思います。

2008.3.4 青い電車 さん

  三木鉄道は今月末で廃止なんですね。
  ここ最近、大阪にいるのですが、先日、サンテレビで三木鉄道のことが放送されていました。国鉄の三木線から歴史が長いだけあり沿線の方(ど〜ぜ、普段はマイカーばっか(笑)の人も)の思い入れも深く、そういう、インタビューなんか聞くと泣けてきます。
  職員の方は、ほとんどが再就職先未定らしく、そういう不安な思いを抱きながらも、最終日まで安全運行を続けられているのには誇りのようなものも感じました。
  効率を求め、無駄をなくすことは正しい選択だと思います。大量輸送という役目は終わりました。
  しかし、やはり鉄道というものは「人の思い」を運んでいるのだと改めて感じさせられました。「思い」がいくらあってもお金にはならないのは残念です・・・

2008.3.5 Yaka

  >ど〜ぜ、普段はマイカーばっか(笑)の人
  すいません、私もそんな人です・・(^_^;)

  特に年配の方々であれば、その古き良き時代も知っていることでしょう。
  三木の市街地自体、今やすっかり寂れてしまった商店街も、かつては年末には人が集って、押し合いへし合いしていたと聞きます。
  ご多分にもれず、三木も今や郊外店舗全盛。市街地の人々には、かつてのにぎわいを三木線に重ねる部分もあるのではないでしょうか。

  >職員の方は、ほとんどが再就職先未定らしく、そういう不安な思いを抱きながらも、最終日まで安全運行を続けられているのには誇りのようなものも感じました。
  国鉄末期もそうだったと思いますが、鉄道のそうした信頼性を支えるのは、まさしく「誇り」以外の何ものでもないと感じます。
  ただ、来訪者が増えれば見境のない人間が増えるのも常で、これからは更に気を遣う1ヶ月となることでしょう。
  何より最後まで無事を願いたいものです。

  >「思い」がいくらあってもお金にはならない
  国鉄末期のローカル線清算を乗り切った路線の多くが、今改めて存廃問題にさらされている現実を考えると、まさにそうだと思います。

2008.3.6 Yaka

  三木鉄道と並行する県道では、順次道路拡張の工事が行われています。石野駅付近など、従来やや見通しの悪かった区間も次第に改善されつつあります。
  加古川市内の区間(国包付近)は依然狭いのですが、こうして見るとやはり、三木市がどこに力を入れているのかが顕著に表れています。

  本日の1枚@石野〜西這田間。

2008.3.7 ヒロシ。さん

  今までバスが通らなかったところにバスが通るのですから、整備は大事でしょうね。あとバス停も安全なところでないと設置できないようですから 関係者の努力も大変だと思います。
  代替バスですが、別所駅近くの24時間スーパー前に停留所ができるようなので、お買い物にも便利になりそうです。

  今日の神戸新聞に「北条鉄道にも見学ラッシュ」という記事が出ていました。三木鉄道のぶんまで末永く走ってほしいと思います。

2008.3.8 Yaka

  三木鉄道沿いの県道については、三木側から西這田までは神姫バスが、石野あたりまではみっきぃバスが既に走行していますが、それより西側については、これまであまり走行の実績はなさそうです。
  国包付近の狭い道も走ることになりそうですが、いっそあのあたりでは、線路跡をバス用道路にしてはどうか、とも思います。

  なお現在、加古川バイパスから北に「東播磨南北道路」の建設が進んでいます。
    http://www.city.kakogawa.hyogo.jp/hp/nanbokudomei/index.htm
  とりあえず、宗佐信号あたりまで伸びるようです(将来的には小野方面まで)。県道の改良は恐らく、その開通による通行増を見越してのことでしょう。
  これが開通すれば、三木・小野方面から加古川バイパス方面に抜ける利便性は大きく向上することになり、加古川線にもかなりの影響があるのではないかと思います。


  3月最初の1週間は、代替バス関連の話題が中心でした。

 思い出語り

  弊サイトでは、「三木鉄道写真集」の作成を進めるなど、三木鉄道を追いかける頻度が増してきました。折しも、3月15日のJRダイヤ改正で、寝台列車「なは」「あかつき」「銀河」などが廃止され、それに伴い掲示板でも思い出話が展開されました。


2008.3.9 稲継泰朗 さん

  稲継泰朗と申します。宣伝ですみません。
  写真集の発行、さらに幸運にも写真展を開かせていただくことができ、とても嬉しい気持ちでいっぱいです。今回は、写真展ということで、新たな気持ち、そして「感謝」の気持ちで、写真集以外の新たな写真で構成しました。前半は、季節感、三木の風景を主体にまとめ、後半は、人と三木鉄道とのあたたかいふれ合いの写真を取り上げています。
  三木鉄道への「感謝」の気持ちを伝えられたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いします。
  三木市 堀光美術館にて

2008.3.10 Yaka

  お久しぶりです。廃止まであと1ヶ月を切り、人出もかなりのものとなってきました。それだけに、稲継さんが撮り続けてきた「日常」は(もう戻らないでしょうから)、貴重な存在でしょう。
  入場無料とのことですので、より多くの人に見て頂きたいものですね。私も行かせていただければと思います。

  弊サイトの「三木鉄道写真集」、第二弾をようやくアップできました。今回のテーマは「駅」。この20年で大変容を遂げた厄神と、昔とほとんど変わらない三木駅が好対照です。

2008.3.10 ヒロシ。さん

  今日休みだったので厄神駅まで三木鉄道に乗って行ってきたんですが、すごい人でした。
  厄神駅の東側にロータリーがあって なぜか神姫バスのバス停が建っていたんですが、まだ代替バスの表示も何もされていませんでした。

2008.3.10 Yaka

  いよいよ、平日にも人が押し寄せるようになってきたようですね。今後春休みシーズンになってくればさらに・・
  厄神のバス停ですが、かつて一時期、厄神からみとろフルーツパークという所へバスが出ていた名残かと思います。おそらく、せっかくロータリーを造ったので、ということだったのでしょうけれど、やはり利用は芳しくなかったようで、2002年ごろに休止されたようです。
  代替バスはここから発着することになるかと思いますが、厄神駅が橋上駅であるうえに、ロータリーが駅舎からやや離れているので、これまでと比べて、乗り換えが敬遠されるのではないかと懸念されます。
  その点恵比須駅は、バス停が駅舎の真正面なので良いのですが。

2008.3.11 稲継泰朗 さん

  HP拝見させて頂きました。
  厄神は懐かしいですね。駅の特徴があって、三木鉄道の存在感を改めて感じさえられました。
  自分が好きな駅は、三木駅。その次は、石野駅です。三木鉄道は、駅に魅力がありますね。

2008.3.13 Yaka

  石野駅は、当初からの古い駅舎に加え、向かいのホーム跡、三木側の「とまれみよ」の踏切など、味わいのあるポイントが幾つかありますね。
  駅舎はおそらくなくなってしまうのでしょうけれど、何らかの駅の証しは残せぬものかと思います。

2008.3.13 稲継泰朗 さん

  Yaka(管理人)さん、次の写真集のテーマは、何ですか? とても楽しみです。
  石野駅の対面ホームも良い味ですね!!

  実は、また最近シャッターを切っていません。1コマ1コマに寂しさを感じるからです。
  今は見守る方の気持ちが強いですね。

2008.3.14 Yaka

  ありがとうございます。そう言っていただけると、作成に張り合いが出ます。
  次回は車両編にしようかと思ったのですが、思ったより写真が揃っていないので、これまでに紹介出来なかったお気に入りの総集編にしようかと考えています。来週中をメドにアップしたいものです。

  >実は、また最近シャッターを切っていません。1コマ1コマに寂しさを感じるからです。
  >今は見守る方の気持ちが強いですね。


  その言葉に、稲継さんの三木鉄道への思い入れの程が現れている気がします。
  カメラを向けているうちはまだ冷静というか、本当に見逃したくないと思うときには、ファインダーからではなく、じかに肉眼に焼き付けておきたいと思えるものです。

2008.3.14 稲継泰朗 さん

  総集編楽しみにしています!
  さきほど、こどもと一緒に三木鉄道に乗ってきました。運転手さんと会話をしながら、こどもとゆっくり、車窓を楽しみました。
  「ブルトレ廃止で、明日から乗客が増えるんじゃないですか。」
  「そうかもな。土日は、ファンが多いね。」と
  今日はこどもとの思い出作りもできました。

2008.3.14 Yaka

  お子さんにとってもよい思い出となったことでしょう。
  写真は、以前仰っていた団体列車の際のものでしょうか。
  購入した写真集を改めて見させて頂くと、三木鉄道の静かな「日常」が、今となっては懐かしい感じもしますね。(現状でも、廃止間近な鉄道としては静かな部類でしょうけれど)

2008.3.14 稲継泰朗 さん

  写真は、その通りでして、貸切列車のときのものです。今となっては、催しが成功してよかったです。
  2番線内からの記念写真。
  当たり前ですが、普段は線路内立ち入り禁止ですから貴重です。ホームは、ロープがはられ、ものものしいですが、安全上仕方がないですね。

2008.3.15 ヒロシ。さん

  >厄神駅
  情報ありがとうございます。ここからバスが出ていたんですね。

  今日発行の三木市の広報をみると、別所第1ルートが短縮されるとのこと。代替バスが走ることに伴う措置だと思います。


2008.3.16 Yaka

  古い写真を探っていたら、厄神ロータリーにバスがいる写真がありました(左奥)。2002年撮影のものですが、バスは胴の短いタイプだったようです。今後また、このような風景が日常になるのでしょう。
  しかし三木鉄道廃止後、この3番線の部分がどうなるのかが気になります。難しいでしょうけれど、ここから代替バスが発着できるような構造にはできないものだろうかと思います。

2008.3.17 ヒロシ。さん

  写真までありがとうございます。ここに代替バスが発着するのですね。雨の日はつらそうです(TT)

2008.3.17 Yaka

  現状、ロータリーには雨よけになるものもないので、ちょっと困りますね。このあたりは早急な改善が必要だと思います。


  ありがたいことに、写真集に関しても好意的な反応をいただき、残り少ない三木鉄道の姿をとらえてゆこうという意欲が高まりました。

 写真集仕上げへ

  「三木鉄道写真集」作成にあたり、稲継泰朗さんには様々なアドバイスを受け、おかげさまで満足のゆく出来となりました。


2008.3.15 稲継泰朗  さん

  Yaka(管理人)さん
  http://tnote.s40.xrea.com/s/others/080209_mikia.html
  2月9日の一番上の写真、とても感動しました。
  僕もよくここから撮りますが、雪の中、勾配をのぼり、ひたすら終着駅をめざす列車。Yaka(管理人)さんの熱い思いを感じました。突然で、すいません。

2008.3.16 Yaka

  有り難いご感想を頂き、感謝します。
  2月9日の雪景色は、最後の冬に、正に天の贈り物だったと思います。積もる雪の儚さに、三木鉄道の命運を重ねてもみたり・・
  写真集は、現在写真の選定を進めているところです。「鉄道写真倉庫」にあるものの再掲も多くなると思いますが、切り口を変え、新たな発見ができればなと考えています。

2008.3.17 Yaka

  今夜、三木駅の夜景を撮りに行ってきたのですが、今まで何もなかった駐車場の線路側に、ロープが張られていますね。軌道内に立ち入ろうとする人がいたのかもしれません。
  訪問者も増えているので仕方ないですが、こういう光景はやや残念ですね。

2008.3.18 稲継泰朗 さん

  力作揃いで、ひとつひとつ丁寧に見ていきました。じっくりみていかないともったいないと思ったからです。
  発車、鏡像、冬空、雪、儚く、斜陽が印象に残りました。
  冬空・・・列車の存在感と三木の風景がよく合ってるとおもいました。
  またじっくりと見ます。

2008.3.19 Yaka

  具体的にこうした感想を頂けると、本当に嬉しい限りです。
  思えば、これほどにテーマ性を持って列車を追いかけたことは、これまでなかったと思います。それはやはり、稲継さんからの刺激も大きかったですし、消えゆく鉄道に、呼び覚まされるものもあったのではないかと感じています。

2008.3.19 稲継泰朗 さん

  鏡像・・・見事に移る車体。水田と稲穂の組み合わせが印象に残りました。
  勝手に感想を書いていますが、気にしないで下さいね。僕も刺激を受けていますので。写真の奥深さ、作者の思いを感じることができて、とても嬉しいです。

2008.3.19 Yaka

  「鏡像」は、本来、上に車両が写っている写真なのですが、水面の側だけを切り抜いたのです。
  上の部分も、青空に映える車両で気に入っているのですが、そちらをあえて切り離すことで(もったいなくも思えますが)テーマがより明確になったのではないかと思います。
  トリミングという点で、今回はいい勉強になった気がします。

  写真集の続編をアップしました。今回は特に、初めて挑戦した夜景が気に入っています。選から漏れた下の写真も。

2008.3.20 稲継泰朗 さん

  灯り、三木から加古川へ、弧を描く、最後の梅見、惜別の雪、あと二往復が印象に残りました。
  惜別の雪・・・迫力がありますね。
  灯り・・・夜の駅の灯りは、あたたかさを感じますね。
  三木から加古川へ・・・昔ながらの家屋に、美しい築堤、日本の風景という印象
  弧を描く・・・きれいなレール、また枕木の見えないところが三木鉄道らしさを受けました。
  あと二往復・・・始発駅であり、終着駅である駅の明かりと、レールがいいですね。少し気になったのが、ピントなのですが、三脚で撮影ですか?

  上の写真もいいですね。僕も好きです。

2008.3.20 Yaka

  早速ご覧いただき、ありがとうございます。夜景の写真は、今回が事実上初挑戦でしたが、思いの外うまく撮れたという印象です。
  ただ、「あと二往復」については仰るとおりで、ちょっとピントが甘いのが残念です。(一応三脚・レリーズで撮影したのですが、マニュアルフォーカスでピントを合わせるのが難しく。数枚撮った中で一番ましだったのがこの写真です。)
  チャンスがあれば、もう一度くらい挑戦したいものです。

2008.3.20 稲継泰朗 さん

  写真集完成おめでとうございます。テーマをもって作成されたことで、三木鉄道の記憶もさらに深まったのではないでしょうか。
  夜の撮影ですが、僕は、AFでピントを合わせ、置きピンしてますが、どうでしょうか?

  桜の季節ですね。

2008.3.21 Yaka

  私も普段はAFで合わせるのですが、今回は遠い&暗いため上手にピントが合わず、MFにしたのです。しかしなにぶん暗いので、ピントが合っているのかどうかが分からず・・

  写真、美しいですね。今年は桜の開花が当初予想より早まりそうですが、三木鉄道廃線には間に合うか・・微妙ですね。

2008.3.24 稲継泰朗 さん

  遠くの所のピントがわからないときは、レンズの距離計の∞(無限遠点)近くにあわせると、フォーカスが合いやすいと思います。是非試してみてください。

2008.3.24 Yaka

  アドバイスありがとうございます。
  チャンスがあるかどうか分かりませんが、機会があれば試してみたいと思います。


  廃止まで半月を切り、「その後」の車両の動きにも話題が及びました。


2008.3.18 Yaka

  廃止まで2週間に迫った三木鉄道。その後、車両はどうなってしまうのだろうかと気になっているところですが、神戸新聞にはこんな記事が。(URL略。)近くは北条鉄道、遠くは茨城、そして外国に行く可能性も出てきました。
  また、三木市は3両中1両を保存する意向を示していますが、記事によれば、その場合は市が「買い取る」形になるようです。
  もともと市の財政改善のために廃止を急いだという経緯と、これだけ買い手が名乗りを上げている状況を考え合わせると、市税を投ずるより売却すべき、という声も上がるかもしれません。

2008.3.18 ヒロシ。さん

  どこでも古い車両を引き取って使ってくれるというのはありがたいことですね。
  旧鍛冶屋線の駅舎跡に車両が保存されている様子を見ると、朽ち果てきています。
  それを見ると他の鉄道会社に使っていただいたほうがいいと思います。

  三木市のHPによると今日から代替バスの定期券の販売が神姫バス三木営業所などで開始されたようです。
  当たり前ですが、回数券や定期券、ICカードが三木駅で買えないのがちょっと不便です。

2008.3.19 Yaka

  以前のスレッドにも書きましたが、列車は走るために生まれてきたものであり、車齢10年以下の車両を「剥製」にしてしまうのは忍びない思いがします。
  確かに今は注目を浴びている三木鉄道ですが、正直、その熱が去った後にどうなるか・・

  >回数券や定期券、ICカードが三木駅で買えないのがちょっと不便です。

  「代替」なのであれば、そのあたりの融通を利かせてもらいたいものですね。常時というのが無理であれば、時間限定でもよいので、三木駅で出張販売というわけにはいかないものでしょうか。

2008.3.22 山陽S特急 さん

  僕にとっておそらく最後になるであろう,三木鉄道の勇姿を収めに行ってきました。
  三木〜下石野の沿線を歩きながら風景とともに写真に収めていたのですが,やはり有名な撮影ポイント(石野〜下石野)では多くのカメラマンが列車を待ち構えていました ・・・という僕もその一人ですが・汗
  車内も大混雑,身動きもとりにくい状況でした。
  ただ,残念なことに軌道内を歩いて移動されている方が何人もいたことです。このような一部の心無い人たちのせいで我々鉄道ファンの風当たりが厳しくなることが悔やまれます。

2008.3.23 Yaka

  お疲れさまでした。三木鉄道くらいの距離だと、歩きながらというもの良いですね。
  今日は天候が今ひとつでしたが、昨日はそこそこ良かったので、撮影日和だったのではないでしょうか。

  撮影については、私も気を遣うところですが、よりよい写真をと欲が出ると、つい迷惑行為に出がちですね。(先日の寝台特急廃止の際も、結構大変だったようです。)
  これから最後の1週間、大きなトラブル無く見送られればよいのですが。

2008.3.24 稲継泰朗 さん

  山陽S特急さん、最後(?)の撮影はどうでしたか? もし時間があれば、もっと撮影したいですね。
  僕は、とても感傷に浸っていましたが、やはり、最後1週間どんな形であれ、撮影することに決めました。あとで後悔しないように。
  写真は今日の夕方に息子と一緒に乗りに行ったときのシーンです。

2008.3.24 Yaka

  写真に写っているのが息子さんでしょうか。なんだか良い光景ですね。

  泣いても笑っても残りは1週間。
  稲継さんは、これまで十分に三木鉄道を撮影してきたことと思いますが、大勢が集まる今だけの風景も、あとで振り返れば、三木鉄道の歴史を締めくくる貴重な一コマとなるでしょうから、記録に残さねば後悔することになるかもしれませんね。
  最後の最後にはシャッターも押せなくなるかもしれませんが・・

2008.3.24 山陽S特急 さん

  色々と感傷に浸る部分もありました。周りが盛り上がるにつれてなおさらです。
  この土日は行けそうにないので,一足先に実物を見納めしました。
  あとは僕らの心の中で走り続けます。

2008.3.24 Yaka

  ちょうどあと1週間となりました・・

  >あとは僕らの心の中で走り続けます
  これも一つの見送り方だと思います。あと7日というリミットがあるからこそ、どこかで未練を断たねばならないわけで・・

  ここ数日体調は今ひとつ、今週は多忙でもあるのですが、機会を見つけて撮影をしてゆきたいと思っています。
  そして、月末には最後の三木鉄道写真集<惜別編>をアップするつもりです。


  そして三木鉄道最後の一週間へ。

  →ログ5(最後の1週間)

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