北条鉄道は、路線長13.7kmの全線非電化路線で、昭和60年3月31日国鉄北条線の廃止にともない4月1日より運行を開始した第3セクターの鉄道です。 *北条町駅移転改築に伴って営業キロが0.1km縮まり、現在の路線長は13.6kmとなっています。
運行区間は北条町―粟生間となっており、粟生駅でJR加古川線と神戸電鉄粟生線と連絡しています。駅はあわせて8駅ありますが、有人駅は粟生駅を除くと北条町駅のみとなっています。また、自動改札は導入されていません。そのため整理券と運賃箱を利用した精算方法が導入されています。
国鉄時代は粟生駅にて加古川線と線路がつながっており直通運転もおこなっていましたが現在、線路は分断されており粟生-北条町駅間のピストン運転を行っています。
列車は全列車ワンマンカーですが全車とも貫通ドアもしくは幌を装備していないため連結運行時、車両間の行き違いが出来ないため朝ラッシュやイベント列車などでの2両編成時は2両目にも車掌の役目の乗務員が乗車します。
全線単線、行き違い設備なし、車庫は北条町駅構内にあります。