いただきもの写真集

本項写真の転載等はお断りします。

 1988-93年(自由中の水色ジャージ様)

 300系

88.8.16 岡場
  神鉄近代車両の先駆、300系(旧塗装)です。なかなか個性的な面持ちでした。現在ではすっかりニュータウン化された岡場周辺も、まだ開発途上の感じです。

91.4.21 鈴蘭台
  最晩年には新塗装化されました。ドアの配置が、先頭車は3ドア、中間車は2ドアと特徴的。しかし94年に廃車されてしまいました。

 800系

91年 三木
  神鉄初期の車両を、車体更新してできた800系。5編成あったうち、この801の編成だけが新塗装化されました。釣り掛け式独特の「ずぅいい〜〜ん」という走行音で、怪走?していました。

88.8.16 粟生
  800系は、2両と1両の編成を組み合わせて固定化し、3両編成を組んでいました。連結部の運転台は撤去されていましたが、乗務員室のスペースはそのまま残され、ドアも残っていました。通学で利用していたときにはよく、このスペースに入っていました。

93.3.21 谷上
  そんな800系も引退のときを迎え、93年3月21日にお別れ運転が実施されました。最後まで旧塗装だった807編成が、さよならヘッドマークを掲げて走りました。

93.3.21 道場南口
  同日、道場南口に展示された801編成。実際に800系が「特急」として走った実績はありませんが、方向幕には入っていたようです。

93.3.21 道場南口
  「フラワータウン行き通勤急行」 これまた幻の列車。当日は運転席が開放されていたそうで、最後のファンサービスでした。

93.3.21 道場南口
  「製造 昭和37年4月」の文字。この時期、昭和30年代の車両はいっせいに姿を消してしまいました。

 800形さよなら運転のチラシとスタンプ。(クリックで拡大)

 1000形

91.4.21 鈴蘭台
  左が1000形、右が1100系。1000形以降、貫通形先頭車、両開き扉というこのスタイルの車両は、90年代の1500系に至るまで、長らく投入されました。
  1000形は冷房化されることなく廃車となりました。

 1050形

91.4.21 鈴蘭台工場
  1050形は、片運転台のように見えて、実は連結面に簡易運転台があり、単独でも運転できる車両。ふだんは他の車両が連結されているので、こちら側から見る機会はないものの、きちんとライトなどがついています。現在では全廃。

 3000系

88.8.16 岡場
  高架化された岡場駅における旧塗装の3000系。前面方向幕も、今より字の細いタイプでした。1992年ごろまでに新塗装化されました。
  長らく神鉄近代化の顔的車両だった3000系も、初期車は経年40年に近づいています。写真の3003編成には、同系列で初めてワンマン化工事が施されました。

 2003年 (Mackey@R様)

今なき日中の「三木行き」


  神鉄営業車両最古参の1101編成。ワンマン対応化されて、3両編成専用となりました。
  03年6月改正まで、日中の三木折り返し列車には、主に1100系の3連が使用されていました。改正で日中の「三木行き」は消滅し、明るい時間にこの姿が見られることはなくなりました。 

鈴蘭台

3両編成の準急・新開地行き

  同様にワンマン対応化された1107編成。今後急ピッチでワンマン化が進められ、数年のうちに全線でワンマン運転が行なわれるようになります。

菊水山〜鈴蘭台間

1300形「快速」

  1300形の中で唯一生き残った1309編成。現在は4両編成を組み、有馬・三田線の運用にも就きます。以前なら、有馬・三田線の快速運用にはもっぱら5000系が入っていましたが、現在ではこうした1000系列の快速も姿を見せます。

3000系

  4枚上の写真と同じ3003F。神鉄で初めて4連の新型車として登場した3000系も、初期車はすでにベテランの域。それでもワンマン改造され(前面左側窓ワイパーの拡大、ドアセンサー設置など)、今後も末永い活躍が見込まれます。

三木

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